背面処理工【可撓性踏掛版】
橋台やボックスカルバート等の構造物と土工部の境界に、鋼製六角パネル(ヘキサロックパネル)とアスファルト混合物の複合体(補強したアスファルト舗装版)で可撓性の踏掛版を構築する工法です。
埋め戻し材に圧密沈下等の変状が生じた場合、変状に追従して変形することで路面の勾配をなだらかに形成させ、段差の発生を抑制します。
可撓性踏掛版の設置位置は伸縮装置の後打ちコンクリートの高さ、既設舗装厚、土工部の舗装構成等を考慮して決定します。
施工フロー |
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1.不等辺山形鋼設置 |
2.鋼製六角パネル(ヘキサロックパネル)敷設 |
3.樹脂モルタル打設 |
4.密粒(13)改質Ⅱ型アスファルト混合物舗設 |
施 工 写 真
【施工事例1】
斜角がある場合
【施工事例2】
新設 防潮堤への取り付け